教科書から消される「ジェンダーフリー」

ジェンダー(社会的・文化的につくられた性差)による差別をなくそうという「ジェンダーフリー」の理念が逆風にさらされている。ジェンダーフリーの「行きすぎ」批判を背景とするが、男女共同参画の時代や国際的潮流に背を向けるものだ。
文部科学省教科書検定の結果、来春から中学校で使われる教科書からもこの言葉は消えた。

教科書から消えるの? 知らなかった。東京都知事だけが、コトバの意味を理解できずに否定しているだけかと思っていた。
ジェンダーフリーとは、記事にもあるとおり『「男は仕事、女は家庭」といった男女の固定的な役割分担にとらわれず、それぞれが個性を伸ばそう』というものだ。私達一人ひとりが個性を伸ばすことのどこが悪いのだろうか。何に目くじらたてて、このコトバを消そうとしているんだろう。