独で初の女性首相

アンゲラ・メルケル氏(51)は、東独時代は物理学者として研究所に勤務していたが、89年のベルリンの壁崩壊を機に政治活動を始め、旧東独最後のデメジエ政権で副報道官を務めた。90年に民主同盟入りし、コール元首相の指名で91年から98年まで女性・青年相、環境相を歴任。元首相やショイブレ前党首がヤミ献金疑惑で失脚した後、00年に党首に就任した。

いつ誕生となるか、ずっと気になっていた。ついにメルケル氏が首相となるようだ。政治的には難しい局面のようだが、活躍を期待したい。

もともとは物理学者とは意外。理科系の首相って珍しいんじゃないかな。もっとも、映画俳優で首相というケースもあるのだから、なんでもありかも。

元・環境相とは、なんとなく女性政治家らしい経歴のように思える。日本でも、森山真弓から始まって、広中和歌子浜四津敏子、石井道子、清水嘉与子、川口順子、小池百合子と、環境相には女性大臣が目立つ。なぜかな。