高校野球の女子選手

 日本高校野球連盟の規定で公式戦出場は男子に限られ、高松選手の甲子園練習参加にも「待った」。ユニホーム姿で記念撮影には加わったが、練習中はベンチでタイムキーパーを務めた。
 練習にも参加できないと聞かされた時は泣いたという高松選手。この日は気持ちも切り替え、「夢が一つかないました。女性だという理由で野球をやめる人が多いと聞きますが、自分みたいなのがいるのを知ってほしい」と笑顔で話した。開会式では同校のプラカードを持って甲子園を歩く。

野球が大好きで頑張っている選手の気持ちを、“女だから”というだけで踏みにじるなんて。野球界は体質が古いねえ。女性は土俵に上がらせないと言っている相撲界と共通の偏屈さを感じる。

防犯意識

例えば、帰宅途中に必ず立ち寄る近所のコンビニ。便利だが、ストーカーが隠れている可能性を指摘し、時には別の店を利用するなど、行動がワンパターン化しない知恵を紹介している。
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 同委員会の田島千恵子さんは「『自分は大丈夫』と考えず、日ごろから防犯意識を高めておけば、被害を未然に防ぐこともできる。自分を守るために何ができるかを考えるきっかけにしてほしい」と話している。

被害には合いたくない。だから防犯もする。だけど、誰のせいで、そうやって毎日気を使って、びくびくしながら暮らさなきゃいけないのか。しかも、被害にあったときに「あなたに落ち度があるから」と言わてしまうこともある。責めるべきは加害者であって、被害者じゃない。

乳がん撲滅写真展

写真家で映画監督でもある蜷川実花さんが、乳がんの早期発見の重要性などを訴えようと、女優秋吉久美子さんらのセミヌード写真を撮った。
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 乳がん撲滅を進めるピンクリボン運動の一環で、ファッション誌「グラマラス」(講談社)が創刊3周年記念として企画。7日発売の4月号には蜷川さん撮影の特別付録がつく。同号の売り上げの一部は、日本対がん協会乳がんをなくすほほえみ基金」に寄付し、検診車の購入費用などに充てられる。

女性写真家によるセミヌード写真展というところがピンクリボンらしい企画。

女性専用オフィスチェア

 同社が、いすに座って長時間仕事をする女性を対象に調査したところ、多くが足のむくみなどに悩まされながら、いすをはじめとするオフィス環境の改善に声を上げられないでいた。また、研究過程で、骨盤が下方に厚い女性は、平らな座面だと痛みを感じることなども分かった。
 
 山崎さんによると、女性は一般的に男性に比べ身長が低いため、成人男性を想定したいすだと、机に合わせて座面を高く調整することになり、太ももの裏側が長時間、座面で圧迫されてしまう。

ほんと、オフィスのデスクは座り居心地が悪くて。私はとくにチビなので、座面を高くすると足が届かない。なんとかしてほしい。

女性幹部3割達成に向けて

 福田首相は4日開かれた政府の男女共同参画会議で、20年までに企業や官庁などの女性幹部の割合を3割に引き上げる政府目標の達成のため、4月上旬までに加速プログラムを策定するよう、全閣僚をメンバーとする同推進本部に指示した。
 
 国家公務員では、本省課室長相当以上の女性の割合は1.7%、民間企業でも管理職にある女性は10.7%にとどまっている。女性の活躍の場を広げるため、首相は「戦略的な取り組みを強化してほしい」と述べた。

あと12年で3割達成かあ。まず最低限として採用時に女性を3割にしないとねえ。それでも、2008年に22歳で採用されたとして、2020年にはまだ34歳か。今から手を打って、間に合うかな。

トルコ女子大生のスカーフ着用

トルコ国会(1院制、定数550)は9日、イスラム教徒の女性に大学でスカーフの着用を認めるようにする憲法改正案の第2回採決を行った。
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トルコでは1980年以降、世俗主義の守護者と自任する国軍の意向により大学でのスカーフ着用が禁止された。

スカーフをするかしないかなんて、法律で決めてくれなくても、自分で決める。そんな当たり前のことができない国もまだあるのね。

旧姓で活躍するハンドボール選手

 「彼女は最も危険な選手。テクニックもあるし、チームをまとめる力がある」。27日の記者会見で、韓国のエース呉成玉(元広島)は、真っ先に田中の名を挙げた。
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 田中は一昨年結婚し、規定で今大会は現姓の「平井美音子」で選手登録されたが、日本リーグなどでは旧姓で通している。

五輪に行くことになれば、パスポートも現姓だし、パスポートが現姓ならほぼそれと連動してホテルも現姓、もちろん五輪の選手登録(?)も現姓ってことになるのか。何かと不便だねえ。それでも、自分のアイデンティティは守りたいのだと思う。応援しよう。