短時間勤務制度

子育てと仕事を両立させるために毎日の勤務を数時間減らす一方、その分だけ賃金カットされる短時間勤務制度を拡充する動きが、企業の間に広がっている。子どもが「3歳に達するまで」と制限する企業が多かったが、小学校就学後も利用対象に含める企業が増え、国も関連法を整備して支援する方針だ。

自ら法律の規定を超えてファミリーフレンドリーな制度を作る企業はまだまだ少ない。大企業であっても、多くは、法律にあわせて社内制度の水準を上げるというパターンではないか。そういう会社が多いのだから、“努力義務”程度の規定でもいいから作って欲しいな。今の育児休業法での“努力義務”は「小学校就学までの休業または短縮勤務」。この努力義務をもっと引き上げてほしい。