超保守派の法王

前法王ヨハネ・パウロ2世に最も近い側近の一人で、特に前法王が体調を崩した晩年、法王庁内で発言力を増したとされる。信者に真理の体系を示すカトリック教会の要である教理省長官を24年にわたって務め、教義において超保守的とされた前法王を支えた。

超保守派路線の継承。つまり、同性愛批判、避妊・中絶反対、コンドームも使用禁止。女性の司祭を認めず、女性の権利向上問題でも保守的な政策を取った、前法王のマイナスの側面をも継承するのか。