アウンサン・スー・チーさん

自宅に軟禁されたままのミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが１９日、６０歳の誕生日を迎える。
　
国外では多くの集会が催されるが、国内では軍事政権による弾圧のため、表だった会合は開けないのが実情だ。スー・チーさんが身動き出来ない以上、民主化へのテコとしては国外世論に訴えるしかない同国の現状を象徴している。

「活躍する女性」というよりも、活躍できずにいる女性。いや、活躍されると困るので軟禁されている女性、ということだろう。今日は、アウンサン・スー・チーさんの60歳のお誕生日だそうだ。国内では、彼女のお誕生日を祝うことさえ、禁じられているらしい。

ビルマ（ミャンマー）では、スー・チーさん以外にも１５００人近くの政治囚が拘束されているとのこと。アムネスティで、アウンサン・スー・チーとビルマの良心の囚人の釈放のための電子署名を受付中。

■ビルマ（ミャンマー）:正義を待ち望む彼らの夢を実現させよう
http://www.amnesty.org/actnow/myanmar/myanmar_jpn.htm

■「自宅軟禁下の60歳―　アウンサンスーチーと終わらない弾圧」（アムネスティ・ニュース）
http://www.bluemooninc.biz/~aij/modules/news/article.php?storyid=21