チリの内閣

南米チリで来月、女性初の国家元首に就任するバチェレ次期大統領が組閣人事を発表した。大統領府長官に女性弁護士のパウリナ・ベロソ氏を充てるなど、自らの公約を守り閣僚ポスト20の半数に女性を起用した。

女性が半数とは、大胆な組閣人事。もっとも、それが公約なのだから、約束を果たしたまでということか。そういう公約を掲げた女性が大統領に選ばれること自体がすごいことなのかもしれない。
男尊女卑の色彩が濃い国ということなので、調べてみたら、2005年5月の性差別指数 Gender Gap Ranking(http://www.weforum.org/pdf/Global_Competitiveness_Reports/Reports/gender_gap.pdf) では世界第48位。日本は38位。でも「Politic Empoerment」の項目を見ると、チリが44位で、日本の54位よりすでに上回っている。この組閣で、2006年には全体ランキングでも逆転されるかもね。