夫婦別姓

 「オリンピックに出場する既婚の女子マラソン選手は、日本では土佐選手が初めて。さらに旧姓で出場するアスリートも初めてなのでは。20歳代から長いキャリアを積んできた女性選手が、結婚後も今まで活躍してきた名前で世界の舞台に上がるということは、非常に意義深い」と話す。
 
 土佐選手は2004年のアテネ五輪出場後に結婚した。戸籍上は夫の姓に改めたが、その後も旧姓のままレースに出場している。日本陸上競技連盟によると、選手登録は旧姓・戸籍姓どちらでもOK。日本オリンピック委員会は「旧姓の併記が可能」としている。

土佐礼子さんって通称姓だったの。気がつかなかった。選手登録が通称姓だと、大会記録も通称姓で残るのだろうね。一般人だと、たとえば通称姓で仕事していても、論文発表なんかは戸籍名になったりして、業績の連続性が失われたりするようだけど。

パスポートも通称姓の特例が認められるのかな。一般人の場合、どのくらい特例が認められるのかわからないけど、パスポートが戸籍名だとホテルも戸籍名でとらなきゃいけなかったりして、かなり不便な状態になる。

土佐礼子さんが「通称姓はこんなに不自由だから何とかして!」と言ってくれると、法制化の後押しになるんじゃないかな。ならないかな。