女性管理職登用の目標値

管理職(部課長クラス約3400人)のうち現在21人の女性を07年度までに約3倍の60人に増やすほか、05年度中に女性の職域を現在の22部門から50部門に拡大することなどが柱。

同社の女性社員は2100人で、うち管理職は21人。まず、一般女性社員を職場のグループリーダーに積極登用するなど女性社員の25%を準管理職とし、職場の重要職務を任せる。

女性管理職を60人という目標値はどこから出てきたのかな? 根拠に興味がある。
ホームページによると、シャープ単体の社員数は22,800名(2005年3月末現在)とのこと。そのうち2100人が女性ということは、社員の女性比率は9.2%だ。管理職3400人に対して、仮にこれと同じ女性比率で計算すると、313人の女性管理職がいてもよい、という計算になる。もっとも、この計算は、男女の勤続年数差などを考慮していないけど。
それにしても、3年で3倍というのは、ちょっと急ぎすぎじゃない?