育休と企業業績の関連

内閣府は27日、少子化対策として企業ごとの育児休業取得率と業績の関連調査を実施することを決めた。相互の関係を分析し、子育て支援に熱心な企業で業績好調な例があれば、その取り組みを普及させるとともに、経営上の問題から育児休業取得が進んでいない場合には、新たな支援策を検討するのが狙いだ。

働きやすさの向上(その一要素としての育児休業の取得しやすさ)→従業員の働き甲斐の向上→企業業績の向上、という仮説の検証ということになるのかな。要因としての育児休業と、結果としての企業業績との関係は、検証が難しいように思うのだが。
それとも、企業業績が悪い→従業員の労働条件に悪影響→育児休業取得なんて取らせてもらえない、という関係性なのか。つまり、企業業績の悪さが原因で、その結果として育児休業取得率が低い、というのであれば、検証できそうな気がする。