フランスの出生率上昇

新生児の48.5%は法的に結婚していないカップルの子供で、1人目の子供に限ると婚外子の比率が59%に達する。
・・・(中略)・・・
2人子供のいる女性の83%、3人子供のいる女性の68%が働いていることも分かった。柔軟な家族制度に加え、子供一人につき最長3年間の育児休業を認めるなど手厚い公的支援も奏功したと仏政府はみている。

社会に子供を増やしたいから、出生率に着目しているのではない。出世率が、女性の働きやすさ、女性の生きやすさを総合的に示していると思うので、ついこの数値が目に付いてしまう。

次の記事を見ると、確かに安い託児システムが働く女性を支えているようだ。

でも、それだけではないように思う。特に婚外子の比率の高さは、どういうことだろう。フランスでは、法律婚でも事実婚でも行政から同等の扱いを受ける(補助などが同じ?)らしいが、それだけでは出生率の高さは説明がつかない。