同棲

30代既婚者の5人に1人が結婚前に同棲(どうせい)を経験していることが、第一生命経済研究所のアンケートで分かった。同棲経験のない30代既婚者でも3人に1人が「同棲したい」と思ったことがあり、若い世代で“プレ結婚”としての同棲が広がっているようだ。
 同棲経験者は年代を問わず約7割が同棲相手と結婚。経験が結婚生活に与えた影響として39%が「結婚後への自信につながった」と答え、女性を中心に同棲が結婚生活をうまくやっていけるかどうかの試金石になっている様子がうかがえる。

一昔前は、建前であっても“純潔結婚”が求められた。そんな時代には“同棲”は非常に進歩的な、あるいは人生の裏街道なものを感じた。もっともそれは、若い頃に聞いた「神田川」の歌のイメージなんだろうけど。

今は“同棲”という言葉にはそんなイメージはないんだろうな。もっともっと身近で親しみやすい言葉と出来事なんだろう。

生活を共にすると、パートナーの生活能力や家事に対するスタンスなどがわかる。それが確認できれば、安心して結婚できるだろうなあ。