女性の数学能力

チームによると、2002年以降に義務化された全米一斉試験で、日本では小学校2年生から高校2年生に相当する児童・生徒約700万人分の数学の成績を10州から入手し解析。その結果、女性が勝っている学年の方が多かったが、男女差は極めて小さく、統計上有意な差はなかった。

数学が得意だと「女性の割に、数学ができるね」と言われ、不得意だと「やっぱり女性だから、数学が苦手だね」と言われる。そういう言われ方がなくなるとよい。科目の得意不得意は、個人差によるものであって性差じゃない。