職場の雰囲気の悪さ・夫の育児参加

前回03年調査時に妻が勤めていた夫婦のうち、妻の職場に育休制度がある夫婦では14.3%が過去1年間に子どもが生まれていたが、制度がない夫婦では5.2%だった。制度があっても、「利用しやすい雰囲気」だと18.3%だったが、「利用しにくい雰囲気」だと9.8%だった。
・・・(中略)・・・
また02年調査時に「子どもが欲しい」と答えた夫婦のうち、その後、夫の休日の家事・育児時間が増えた夫婦は過去1年間で30.4%に子どもが生まれていたが、減った夫婦は20.2%だった。特に第2子はそれぞれ22.0%と12.4%で、夫の育児参加の度合いが第2子を産むかどうかに大きくかかわっていることがわかった。

最低限、制度が必要。でも制度を作っただけじゃダメ。職場の雰囲気の悪さと、夫の育児参加の低さが、少子化解消の鍵ということか。つまりは、少子化は男社会と男の問題ってことになるかな。